
SOLD OUT
もののあわれ(物の哀れ)は、平安時代の王朝文学を知る上で重要な文学的・美的理念の一つ。
折に触れ、目に見、耳に聞くものごとに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や、無常観的な哀愁である。
こちらは花吹雪が鳥や花の形に変化する様をイメージした柄。
生花とドライフラワーを使って、枯れて散ってゆく刻々と変化する時の流れの儚さと、そこからまた生み出される予感をさせるものを表現しました。
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自身で描いた絵柄をプリントしたシルクスカーフ。
アレンジの幅が広い、定番の大判サイズです。
地元でもある横浜はシルクスカーフの産地で、光沢感が上品で色がとても美しく鮮やか。
程よい厚みの絹は、通気性・保温性に優れているため肌触りがよく、春夏は、ヘアアレンジやトップスに、秋冬はコートに合わせるなど四季を通して使用可能です。
・アイテム:シルクスカーフ
・素材:100%シルク
・サイズ: 88cm×88cm
・日本製(国内製造)
・お届けについて:ご注文後5日以内(土日祝日を除く)
-横浜とシルクスカーフについて-
実は横浜は、イタリアのコモやフランスのリヨンなどと並ぶ、世界的織物の産地なのです。横浜が開港された1800年代後半には、日本の織物の技術は世界最高水準として認められていました。
現在でも、その熟練の技や品質は保たれていると言われていて、手作業で染色をする事業者も存在しているそうです。
mumeaのスカーフはシルクでできています。
横浜を中心とした日本のシルクスカーフはかつて世界第一位の輸出量を誇っていました。
しかし、産業の空洞化などで職人が少しずつ減ったり、横浜以外の土地での生産が進んだりしております。
それでも、日本国内には高い品質と生産能力を持つ事業者がわずかながら残っており、これらの匠の技で今も作られています。
この横浜に端を発した織物、染色技術をmumeaでは利用しています。
特に、mumeaの細かい線画やグラデーションをしっかりと表現可能なインクジェットプリント技術が特徴的です。
単にインクジェットプリンタで印刷するということではなく、前処理や独自のインク配合などにもこだわりを持って生産されております。
その結果、インクが裏まで浸透しており、mumeaの原画が鮮明な発色で織物に施されています。
生地は「シルクツイル」を使っております。
有名ブランドのスカーフの多くがこの生地を利用していて、柔らかくて肌に優しいものです。
折り目を斜めにしている作りのため、光沢感が美しく、透け感の少ない四季を通して使える生地感です。
また、縫製は千鳥巻きという方法を使っており、すっきりと綺麗に仕立てられています。
mumeaの繊細な柄を表現するのには、このシルクスカーフがぴったりと考えております。匠の技が残っているからこそできる染色と縫製を、ぜひご体験ください。